「こうあるべき」育児に疲れていた私──部活指導者だった私が気づいた、子育ての本質 シリーズ「こうあるべき」をやめたら、楽になった①

子どもを育てる

「こうあるべき」育児に疲れていた私──部活指導者だった私が気づいた、子育ての本質

「離乳食、全然食べてくれない」「昼寝させなきゃいけないのに寝てくれない」育児書通りにやっているはずなのに、なんでうまくいかないんだろう…。
私もそんな時期がありました。実は、この悩みの根っこには「こうあるべき」という思い込みが隠れているかもしれません。元教員・3児のまるママが、部活指導での失敗体験と照らし合わせながら、子育ての本質をお伝えします😊
📌 この記事でわかること
✔ 「こうあるべき」育児が疲れを生む理由
✔ 部活指導の失敗から見えた、子育てとの共通点
✔ 理想を手放すと、育児がちょっと楽になるヒント

● ① 私が部活指導者だったころの話

私は小学1年生から大学4年生まで、ずっと運動部に所属していました。学校の勉強よりも、部活動で育ってきた感覚がある。だから自然と「教員になって、部活の指導者になるんだ」と思っていました。

私立学校に就職し、念願の自分の専門種目を持てることに。でも、就職したての私にできることは、自分がこれまで受けてきた指導を「そのまま再現する」ことだけでした。

💬 まるママの本音
元々、私は人に怒りをぶつけることが苦手なタイプ。争いが嫌いで、目の前の出来事に感情的に反応するよりも「なぜそうなったのか」を先に考えてしまう。生徒が校則違反をしても、怒鳴るより先に「この子にはどんな事情があったんだろう」と考えてしまうんです。そんな私が、指導者として「厳しく接する姿」を演じていた。本来の自分と演じている自分の間で、ずっとストレスを感じながら。

それでも部活動の指導は楽しくて、生徒が成長していく様子が本当に嬉しかった。やりがいを感じて、少しずつ結果もついてくるようになり、7名だった部員が32名まで増えた頃、私は自分の指導に自信を持ち始めていました。

● ② 「競技を楽しむ」という原点を、いつの間にか忘れていた

ところが、ある学年の12名のうち6名が「辞めます」と言いに来たのです。

理由は「先生のために部活してるわけじゃない」「競技が面白くなくなった」「楽しくない」。

あの日の衝撃は、今でも忘れられません。

🔍 自分の指導を振り返って気づいたこと
私がそもそも指導者を目指したきっかけは、大学時代に小さな子たちに競技を教えたとき、「楽しい!」と目を輝かせてくれたあの瞬間の喜びでした。でも、いつの間にか私の指導は「競技の楽しさを伝える」ではなく、「自分が受けてきた指導の形=こうあるべき」を追い求めるものに変わっていたのです。

「こうあるべき」を追いかけると、目の前の相手が見えなくなる。これが、部活指導で私が学んだいちばん大きな気づきでした。

● ③ 育児でも、同じことをしていた

月日が流れ、結婚して出産して、子育てをしながら私はハッとしました。

育児でも、まったく同じ失敗をしていたのです😅

離乳食を食べる・食べない。昼寝・寝かしつけ。育児書を読んで「こうすれば食べてくれる」「このやり方で寝かせる」と、理想の形を常に持っていました。

📖 まるママの体験談
うちの子が全然離乳食を食べてくれない時期があって。時間通りに出して、「食べさせなきゃ」と焦ってた。でも考えてみたら…大人だって、お腹が空いていないのに「時間だから食べなさい」と言われたら嫌ですよね。「時間が来たら食べる」は、子どもにとっては都合が良すぎる話だったのかもしれない、と気づいたんです。

一番大切なことが抜けていた。それは、子どもも「1人の人」として向き合うこと。部活の生徒に対して気づいたことと、まったく同じでした。

✔ まとめ
✔ 「こうあるべき」は、自分の都合や思い込みから来ていることが多い
✔ 子どもも生徒も、1人の人として向き合うことが出発点
✔ 理想の形にはまらなくても、目の前の子を見ていればいい
➡ 次の記事「お母さんの一言が変えた子育て──『まだ寝たくないのよね〜』に救われた日」も読んでね!
🌸 まるママより
部活指導でも育児でも、「うまくいかない」と感じるとき、その答えは意外と身近なところにありました。次回は、私のお母さんの一言でガラッと気づかされた話をお伝えします。ぜひ続きも読んでくださいね😊